2021年4月1日の法律改正により、常時雇用する労働者数が301人以上の企業において正規雇用労働者の中途採用比率の公表が義務化されました。厚生労働省は法改正の趣旨として以下2点を掲げています。
・人生100年時代において職業生活の長期化が見込まれる中、労働者の主体的なキャリア形成による職業生活の更なる充実や再チャレンジが可能となるよう、中途採用に関する環境整備をさらに推進していくことが必要である。
・このため、中途採用に関する情報の公表を求めることにより、企業が長期的な安定雇用の機会を中途採用者にも提供している状況を明らかにし、中途採用を希望する労働者と企業のマッチングを促進していく。
フジワークは、高成長が続く半導体、EV関連、エレクトロニクス業界におけるマニュファクチュアリングサービス、エンジニアリング事業を展開しており、大規模な中途採用の機会を年間を通して創出することで社会の重要な役割を果たしています。
毎年4月に入社する定期新卒採用に加え、グローバル企業において、マネジメント職、エンジニア職を経験した中途入社社員が、事業の推進において中心的な役割を果たしています。
フジワークは、日本全国に展開する事業所ネットワーク及び、リスキル・リカレント教育のための研修センターを通じ、一人ひとりのキャリアに寄り添い、職業能力開発とキャリアコンサルティングを提供しています。
マニュファクチュアリングサービスは、受託製造サービス事業として、長期的な観点のもと、人材育成、マネジメント組織確立、エンジニアリング技能伝承に取り組むことが求められます。そのため、事業の中核を支えるマネジメント職、エンジニア職のほとんどが正社員で構成されています。
少子高齢化社会、産業のグローバル化、Society5.0に向けた革新という環境のもと、フジワークは、一人ひとりの社員の職業能力の向上に努めることで、一人当たり生産性の向上、成長産業への優秀な人的資本の再配置、そして雇用の安定に向けてこれからも取り組んでまいります。
公表日:2023年5月10日