フジワークで働くすべての方を対象に資格取得を積極的に応援しています。
「有資格一覧表」及び「資格取得計画表」を毎年運用することで、計画的な人材開発を推進しています。過去3年間の資格取得者数の実績は299名、444名、433名です。
生産設備の自動化・高度化によって、オペレーターには「生産設備を自分で守る」能力が要求されます。当社では、生産設備の異常をいち早く感じ、不良や故障を未然に防ぎ、品質の安定と向上をめざして、「自主保全士」の資格取得を推進し「設備に強いプロフェッショナルオペレーター」を養成しています。
2020年度における自主保全士の有資格者は114名
(1級:14名 2級:100名)です。
※「自主保全士」とは、「異常発見能力」「処置・回復能力」「条件設定能力」「維持管理能力」の4つの要件を備えた「設備に強いオペレーター」の認定制度です。
当社では、ものづくり職場の社員が、自主的にPQCDSMEEに関する課題を改善していく小集団活動からなるTPM活動を推進しています。活動の結果を発表し競い合う場として、「フジワーク現場改善活動コンテスト」を実施し、一人ひとりのものづくり力の向上、現場の活性化を図っています。
※TPM(Total Productive Maintenance)とは「生産効率を極限まで高めるための全社的生産革新活動」です。TPM活動の基本は、現場の小集団での設備を対象とした改善活動です。
※PQCDSMEEとは、Productivity(生産性)、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(生産計画変動対応)、Safety(安全)、Management(マネジメント)、Equipment(製造設備管理)、Environment(環境)の頭文字をとったものです。フジワークのマニュファクチュアリング・サービスは、PQCDSMEEを管理指標とし、サービス品質の向上を計画的に推進しています。
フジワークは全国の製造事業場において全社員参加型の小集団活動に取り組み、各サークルの改善活動事例発表会を継続的に開催しています。製造業務の第一線で活躍する社員に対し、資格取得促進支援制度に基づき、品質管理検定の取得を推進するとともに、品質管理検定の内容に沿った社員研修プログラムを用いて定期的な教育を実施しております。
2020年におけるQC検定の有資格者は95名
(2級:10名 3級:85名)です。
※品質管理検定(QC検定)とは品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うものです。第1回試験は2005年に行われ、現在は年2回(9月と3月)の試験が実施されており、合格者は累計23万名を超えています。